Webプログラマーが会社員を辞めてフリーランスを始めると、今までは漫然と与えられた業務をこなしていた状況から一転し、自分で仕事を選んで働いていくことになるのが特徴です。このようになってから、あらためてスキルアップの重要さを痛感し、やりがいを持って自分の能力開発に取り組めるようになります。
案件を比較して見ていると、たった一つのスキルに長けていても、あまり魅力的な仕事を請け負えないとわかるでしょう。複数のスキルを組み合わせることで、従事できる仕事が飛躍的に増えるのです。それに気づくのをきっかけにして、スキルアップをしなければならないという境地に至ることができます。
実際にスキルアップに取り組んでみると、多様なスキルを駆使できるようになり、他のWebプログラマーにはできないような開発のアイディアが浮かぶようになってくるかもしれません。単純にWebプログラミングができれば良いと考えるのではなく、上流工程にも目を向けたり、プラットフォームによる微妙な違いを理解したりするだけでも差別化が可能なのです。その努力を続けていくと企業からの評価も高くなって、高単価の案件を請け負いやすくなります。
そして、単価が高い案件はスキル的な要求が大きい分、複雑で高度なシステムを開発するのに携われるメリットがあるのが特色です。結果として、達成感を心から感じられるような成果を上げやすくなり、もっとやりがいのある案件を選んでいこうという気持ちも湧いてくるでしょう。